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2019-05-20 運用業務の設計思想

5/20(月)開催のAWSプロフェッショナルサービス勉強会での発表資料です。

発表の概要

多くの運用現場において、経営・マネジメント層からの「運用自動化」要求や、業務の多様化や業務量増大により、「運用自動化」を進めざるを得ない状況に追い込まれてきています。

しかし、運用自動化には多くの不都合や副作用があり、意図に全く反した結果をもたらすことの方がむしろ多いのが現実です。

今回は、比較的大きな組織の中で、(運用業務の自動化を含めて)「変化に強く、スケールおよび持続可能な運用」を実現するために、どのような取り組みが必要なのか解説します。

アジェンダ

  1. 運用自動化、不都合な真実

  2. 運用業務の「構造化」という大前提

  3. 「運用業務」構造化の例

3.1. 「運用」の定義 3.2. 「運用価値」の構造化 3.3. 「運用設計」の構造化 3.4. 「運用自動化」の構造化 3.5. 「運用自動化」の基本原則 3.6. 運用業務の「エコシステム」 3.7. 「運用要員」の構造化 3.8. 「運用業務」の構造化 3.9. 「運用基盤」の構造化

  1. 大事なこと: 運用の「現場」をちゃんと見ているか?

  • まとめ