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2019-11-26 エンジニアリング/運用組織の行動モデル

2019年11月26〜29日開催の”Internet Week 2019”のセッション”エンジニアリング組織の基礎理論と実践”(11/26 09:30〜12:00)での発表資料です。

聴講者のみなさんから非常に高い評価をいただきました。ありがとうございます。

セッションの概要

エンジニアにとって働きやすい組織とは、どのような組織でしょうか。 例えば、現状の組織に対して、 声を大にして意見や不満を口にする人は多くはありません。 また、 当たり前になり過ぎていて良いところを忘れてしまうということもあります。 では、組織を作る側・マネジメントする側として、 どのようなことを踏まえて組織作り・組織運営に奔走するとよいのでしょうか。 課題に対して解決策を提示しているような書籍を読むというのも良いのですが、 場当たり的になってしまう場合がほとんどです。 それでは、組織で目的を達成するために、 エンジニアとはどういう特徴があるのか、 その特徴を踏まえた上でどのような組織をつくりどのように組織運営をしていくとよいのでしょうか。

本プログラムでは、自社について、 どうしていくべきか考える機会となるような、 経営学で学ぶような基礎的な理論をご紹介しながら、 エンジニアリング組織における行動モデルを論じ、 最後に各社における実践例を具体的に共有します。

セッションの対象者

  • エンジニアリング組織に興味があり、自社の参考にされたい方

  • エンジニアリング組織を作り、運営していく立場の方

発表の概要

技術の進化やビジネス環境の変化が激しい現在においては、 能動的に変化への対応をしながら自律的に学習し成長し続けることができる運用組織が求められています。 しかし実際には、 「うちのエンジニアは指示待ちで自分からは動かない。」 「うちのエンジニアは勉強しないのでスキルが低い。」 などの声が聞こえてくるのが現実です。

本プログラムでは、 運用組織におけるエンジニアのスキルや行動に影響を与える要素を整理し、 運用組織にとって望ましい「行動モデル」を実現するために必要な考え方について解説します。